ビッグサイトって時期によって使えないエリアがあったんだよね?特に東京オリンピックの時ってコミケはどう対応してたの?
いいところに気づいたね!実は、オリンピック準備で東展示棟が使えなくなることを見据えて、新設された西ホールの拡張エリアを使ったり、大規模な動線再編の実験が始まったのが、このC91なんだよ
東京ビッグサイトをフル活用して開催されているコミックマーケット。しかし、2010年代後半、東京オリンピック・パラリンピック of の開催決定に伴い、会場のレイアウトやサークル配置はかつてない激動の時代に突入しました。
そのレイアウト変更と動線再編の「最初の大規模な実験」が開始された回が、2016年冬に開催された「C91」です。
東展示棟の使用制限(オリンピック用メディアセンターへの工事)を睨み、新設された西ホールの拡張スペースや、西・南展示棟の活用、そして中央通路から西館への一般参加者の誘導ルートなど、現在も使われているレイアウトの基礎がこの回で作られました。この記事では、C91の会場レイアウト改革の裏側を詳しく解説します!
- C91が東京オリンピック準備に伴う「レイアウト変革の第一歩」となった経緯
- 新設された「西3・4ホール」の拡張エリアの活用方法
- 一般待機列の配置変更と、エントランス付近での混雑回避対策
- 2016年当時の大ヒットアニメジャンルと冬コミ当日の熱気
危機の足音:東京五輪に向けたビッグサイトの工事と制限
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、東京ビッグサイトは段階的に大規模な改修工事に入ることになりました。特に、コミケの主要スペースである「東展示棟」がプレスセンター等として使用されるため、将来的に使用できなくなることが決定。
コミケ準備会は、限られた西展示棟のみ、あるいは仮設棟を活用した新しいレイアウトを事前にシミュレーションする必要がありました。
新設された「西展示棟アトリウム」周辺 of の再編
C91が開催された2016年12月29日〜31日、まず試されたのが、ビッグサイト西館の拡張エリアの利用でした。西展示棟の上のエリアなど、混雑を緩和するためのスペース配分が見整えられ、ジャンルの再配置が行われました。
そっか!いつも通りのコミケだと思ってたら、実は裏で少しずつ会場の形や歩き方が変わり始める、大きな転換点だったんだね!
C91当日の様子:大ヒット作品に沸く冬コミの熱狂
C91当日は、寒風が吹きすさぶ厳しい寒さでしたが、会場内は熱気で満ちていました。3日間の総来場者数は約51万人を記録。
2016年に大ヒットした新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』や『シン・ゴジラ』、さらに人気スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order(FGO)』などのジャンルが大爆発し、該当するサークルエリアの周囲には連日長蛇の列が作られました。
進化した「スタッフの列誘導と看板システム」
変則的なサークル配置となったことで、待機列が予期せぬ方向へ伸びる現象が発生しました。しかし、長年の運営で培われたスタッフの「最後尾看板」の迅速な移動や、通路をふさがないための段階的な列形成によって、混乱は最小限に防がれました。
このC91での会場の使い方の手応えが、その後の青海展示棟の併用や、入場有料化(C96)といった、さらに過激なレイアウト変更への道標となったのです。
本当に頭が下がるよね。このC91での会場運用の実験とスタッフの奮闘があったからこそ、数年後の超変則的な『五輪対応コミケ』を無事故で乗り越えることができたんだよ!
C91に関するよくある質問(FAQ)
- C91の開催日と会場はどこでしたか?
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C91は、当時コミケの開催拠点であった会場で開催されました。詳細なスペックや開催データは、本文の開催概要表をご確認ください。
- C91当時の最大の特徴やトピックスは何ですか?
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この回は、サークル数の増加に伴う会場運営の変更や、当時のアニメ・ゲームブームの変遷を強く反映した回です。当日のドラマや会場レイアウトの工夫については、本文のエピソードセクションで詳しく解説しています。
- 当時のコミケカタログや入場システムはどうなっていましたか?
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当時は、入場時に事前のカタログ購入やリストバンドの着用など、それぞれの時代に応じた入場方式が採用されていました。各日程ごとの詳細データテーブルに当時の価格や時間帯をまとめています。
当時の流行ジャンルと頒布作品
C91の時期の同人カルチャーは、まさにビッグサイト後期・大動員時代 (2010-2019)の流行作品が市場を牽引していました。当時の人気テレビアニメや家庭用・ソーシャルゲームを原作としたパロディ同人誌がブースを賑わせ、壁サークルやシャッター前には長い行列が形成されました。
また、創作系や音楽・評論などのノンジャンル同人誌も多様化を見せていました。
当日のエピソードと会場の様子
C91は、ビッグサイト後期・大動員時代 (2010-2019)の発展期の中で、サークル数および一般参加者数が着実に成長を遂げた回でした。この回では、会場内の動線整理やジャンル配置の最適化が図られ、混雑の緩和に向けた多くの対策が講じられました。
当日は、季節特有の天候(夏コミの猛暑、あるいは冬コミの厳しい潮風)のなか、多くのファンが有明の地に集い、サークルと一般参加者の熱い交流が行われました。
まとめ:C91が残した変則レイアウトのノウハウ
C91(2016年冬コミ)は、東京オリンピックに伴う会場の使用制限を見据え、ビッグサイト西館の活用と同線再編を成功させた、過渡期の重要な回です。
- 東京オリンピックに向けた東展示棟の使用制限に対応するための「配置再編の第一歩」
- 新設された西展示棟の拡張エリアなどを効果的に使い、混雑の緩和を図る
- 3日間で延べ51万人来場。『君の名は。』『FGO』など当時の爆発的ヒットジャンルの大盛況
- この時の変則レイアウトのデータが、のちのC96、C97の2会場分散開催の成功に貢献
このC91で培われたスペース調整のノウハウは、その後の過酷な五輪準備期間を乗り越える大きな力となりました。東京五輪やコロナ禍といった数々の試練を乗り越え、現在も有明で同人誌を買うことができているのは、この2016年冬の賢明なレイアウト実験があったからなのです。

